「御朱印」とは、お経を書き写した証として頂くことのできるものでした。
今日は、参拝の証として神社や寺でいただくことができます。御朱印は社寺によって千差万別で、ゆかりの深いものをモチーフにした押印と吉きが一般的です。その大切な御朱印をいただく冊子を「朱印帳」と言います。御朱印帳は、集めることの喜びや、見返すことの楽しさなど、いろいろな魅力が詰まっています。
近年、かわいいデザインの御朱印帳もあります。自分のお気に入りを選らんで、御朱印収集を楽しんでみましょう。
御朱印帳を用意しましょう
御朱印は、ジャバラ折りの帳面に一つずついただけます。御朱印帳は、自分のお気に入りのものを選びましょう。
有名な社寺では多くの人が御朱印をいただくために、社務所や寺務所を訪れます。一度に数冊の御朱印帳を預かってくださる場合もあるので、必ず名前を苦いておきましょう。表紙の「御朱印帳」と苦<スペースか、表紙の内側に、また連絡先なども記入しておくと、大事な御朱印帳を置き忘れたときに安心です
広い境内や混雑している社寺では、御朱印帳を預け、参拝中にいていただける場合もあります。
1.鳥居をくぐる。
2.手水舎で左手、右手を洗い、口をすすいでお清めをします。
3.銭箱に銭を納め、鈴を鳴らします。
4.2拝(深く2度礼をすること)、2度手を叩く
5.最後に拝して、お参りします。
※出雲大社は2拝4拍手1拝です
1.三門をくぐる。
2.お銭を納めます。
(ろうそくや線香がある場合は先に奉納します。)
3.音をたてず静かに手を合わせ、礼をして、ご本尊にお参りします
書いていただきたい帳面を開き渡します。
お尋ねしたいことは後にして、静かに待ちましょう。携帯話もNGです
御朱印代は社寺によって違います。300円前後が一般的です。できればお釣りのないようにしましょう。
社寺は神聖な所です。良いご縁を授かるためにもマナーを守りましょう。
日暦の十月を神無月と呼びますが、出雲地方では「神在月」と言います。
なぜなら、この時期になると「縁結び会議」を行うために、全国から八百万の神様が『出雲大社」へお集まりになるからです。
また、出雲神話「ヤマタノオロチ伝説」では、ヤマタノオロチを退治したスサノオノミコトが、クシナダ姫と「八重垣神社』で結婚式を挙げたと言われています。
このように島根県には歴史ある神社がたくさんあります。
古式ゆかしい島根の地を「御朱印帳」をもって巡り、神様・仏様と「ご縁」を結んでみませんか。